
父親への還暦祝いのマナーについて
おすすめなプレゼントについて
60歳の還暦では、「赤いちゃんちゃんこ」の習わしにちなんで、「赤い色のセーターやベスト、シャツ、ブラウスといった衣料品」がよく用いられます。
また、色にこだわることなく、「絵筆や釣り竿といった趣味に生かせる品」「日常生活を快適にする品」を選んでください。
好きなお芝居の上等の席のチケットなども良いアイデアです。時期によって、マフラーなども喜ばれます。
いずれにしても、本人が選ぶものよりも少し若向きのものをお選びください。
おすすめの品物:歌舞伎などの観劇チケット、旅行券、釣り竿、絵筆、和装小物、陶磁器、ゴルフクラブ、ゴルフクラブのカバーセット、茶道具、碁盤、漆器、アクセサリー、日本酒やワインなどのお酒
無趣味なお父さんへのプレゼントについて
また、無趣味の方や健康を損ねている方には、「電気毛布」や「羽布団」などを贈るのもオススメです。
避けたほうがよい贈り物について
長寿祝いでは、「長生きを祝う気持ち」が最も大切ですが、相手によっては老い・介護・身体の衰えを連想させる贈り物を気にされることがあります。
特に、まだ現役で活動している方や若々しい気持ちを持っている方には、以下のような品物は避けるか、慎重に選ぶのが一般的です。
1.杖・ステッキ
最も代表的な「避けたほうがよいとされる贈り物」です。
避ける理由
「足腰が弱くなった」
「年寄り扱いされた」
「介護が必要になった」
という印象を与えることがあります。
2.老眼鏡
避ける理由
「視力の衰えを直接連想させるため」です。
3.入れ歯関連用品
避ける理由
「加齢による身体の変化を強く意識させるため」です。
4.介護用品
避ける理由
「介護される年齢という印象を与えやすいため」です。
5.補聴器
避ける理由
「聴力の衰えを直接指摘されたように感じる方がいるため」です。
6.健康器具・医療機器
避ける理由
「健康に問題がある」と受け取られる可能性があるためです。
7.「老人向け」と明記された商品
避ける理由
「商品名そのものが年齢を強く意識させるため」です。
8.終活を連想させるもの
避ける理由
「縁起を気にする方には不向きなため」です。
お祝いの旅行について
60歳は多くの企業で定年退職の年齢でもあります。
定年退職までの間の働きで、家族は暮しを立ててきたわけですし、子どもたちの成長もそれがあってのもの。退職した親には心から感謝とねぎらいの言葉を伝え、なにか贈り物をするのが、子どもとしてのつとめといってもいいと思います。
できる範囲で子供たちが資金を出し合い、両親に旅行のプレゼントをするのが、この場合のベストチョイスではないでしょうか。
夫婦でゆっくり旅程をたどることなど、現役時代にはなかなかできなかったはずですから、これはなによりの贈り物になります。資金的に余裕があれば、海外旅行というのも選択肢に入れましょう。
旅行についての注意点について
両親のどちらかが欠けているというケースでは、子どもの誰かが都合をつけて、同行するようにしたいものです。本人の希望があれば別ですが、定年退職後の一人旅はちょっと寂しすぎる気がします。
お祝いの相場について
高価な贈り物の場合などには、みんなでお金を出し合って贈るのが一般的ですが、大体の相場は以下の通りです。
父への還暦祝いの相場・・・2万~5万円
現金を贈るのは失礼か
現金でお祝いをする場合は、本人が活動的で使い道がすぐに連想されるといったときに限ります。
せっかくのお祝いを使って買い物などをするのに、他の人の援助がなければ出かけられないという状態のお年寄りには、かえって負担になるかもしれないということを十分に考えてお贈りください。
のしの表書きの書き方や水引の選び方について

水引:紅白や金銀の蝶結び
のし:あり
表書き/上書き:「敬寿」「賀寿」「御還暦祝」「祝六十歳」など
表書き/姓名:上書きよりやや小さめのフルネーム
夫婦連名での名前の書き方について

夫はフルネームで、妻は名前だけを夫の位置に揃えて書きます。
3名までの連名の場合の名前の書き方について

地位や年齢が上位の人から順に、右から書きます。
同じ立場の人同士なら、あいうえお順に右から並べます。
4名以上の連名の場合の名前の書き方について

代表者の氏名を中央に書き、その左横に「外一同」とする。
また、グループの名称があれば「◯◯会有志」などとします。
☆おすすめの筆記用具について
表書きは墨をつけて筆で書くのがマナーです。毛筆か筆ペンを使って書きます。「墨の濃いもの」を選んで下さい。
万年筆やボールペン、フェルトペンなどは避けましょう。
お祝いを贈る時期について
お祝いを贈る時期は、誕生日の一週間前から誕生日の前日までの間にします。
祝賀会がある場合は、当日に持参されても結構です。
プレゼントに添えるメッセージの文例について
・父さん、いよいよ六十の大台にのりましたね。「それにしては若いね」と皆で話しています。いつまでも若く、魅力的な父さんでいてください。
・お父様、還暦おめでとうございます。お父様の笑顔は、私たちに温かい心を教えてくださいます。お母様と共に、いつまでもお元気で!
・父さん、還暦をお迎えになったのね。私は、やっと、その半分です。ご苦労さまでした。これからは、私たちも、お世話をかけずにやっていきます。
・ご長寿バンザイ! いつまでも健康で、明るく楽しい日々を送られますよう、お祈りいたします。
・還暦おめでとうございます。いつまでもご健康で明るくお過ごしくださいますよう、お祈りいたします。
・つつがなく還暦を迎えられましたこと、お喜び申しあげます。いつまでもお元気で。あわせてご家族の皆様のご健勝をお祈りいたします。
・つつがなく還暦を迎えられましたこと、心からお祝いを申しあげます。一層のご健勝とご多幸をお祈りいたします。
・謹んで還暦のお祝いを申しあげます。いつまでも、お健やかでいらっしゃいますよう、心からお祈りいたします。
・謹んで還暦のお祝いを申しあげます。ますますお元気で長生きされますよう、お祈りいたします。
・めでたく還暦をお迎えの由、心からお祝い申しあげますとともに、ますますのご健勝をお祈りいたします。
・めでたく還暦をお迎えの由、心からお祝い申しあげますとともに、ますますのご健勝を祈念いたします。
「冠婚葬祭 お金のマナー便利帳」より
「贈り物とお返しのマナー事典」より
「神事・仏事のしきたり」より
「大人のマナー便利帳」より
「NTT D-MAIL」より



























